歯を失ってしまった場合の選択肢として
失ってしまった歯の機能を取り戻す治療のひとつが「インプラント治療」です。
歯を失った方は、中高年の方だけに限らず、スポーツでの事故、または交通事故など何かしらの理由で歯を失う場合もあります。
そのまま放置しておくと空いたスペースに歯が動いていまい、噛み合わせが悪くなるため、他の歯へ悪影響を及ぼします。
インプラント治療とは
インプラント治療は、人工歯根(歯の根の部分)を入れ、その上に見た目と機能性を兼ね備えた人工の補綴物を取り付け、噛む機能を回復させることです。
周りの組織や周囲の歯に影響を与えないという点で優れた治療法ですが、顎の骨に人工歯根を埋め、その上に義歯をかぶせるという外科的な手術を伴うため、高度な技術が求められます。当院では1本の歯でも、すべての歯が抜けてしまった場合でも治療可能です。
インプラントの特徴
- 天然の歯と同じように違和感なく噛むことができます
- 健全なその他の歯を削らずに治療ができます
- 入れ歯のように取り外す必要がありません
- 見た目も自然なので口元を気にせずお食事やおしゃべりを楽しむことができます
このようなお悩みの方にお勧めしています
- 歯が抜けた
- 健康な歯を削りたくない
- 入れ歯やブリッジに対して抵抗がある
- 外傷(事故など)で歯を失った
みなみ歯科医院のインプラント治療
治療実績豊富な院長と九大口腔外科専門医による執刀
当院長は、ドイツを本部とする国際口腔インプラント学会 (ISOI)の認定医であり、これまでに1,800本以上のインプラント治療実績があります。
治療実績の豊富な院長と九州大学口腔外科専門医による万全な治療体制でインプラント手術を行っております。安心してお任せください。
高度な品質と安全性を実現する医療設備
最新の歯科用CTで撮影した3D画像をインプラントの治療全般に活用しています。骨格の構造や動き、血管・神経の位置などを従来のような平面ではなく立体的に把握できるため、スピーディーで正確な治療が可能です。
インプラント手術の前の診断やシミュレーションはもちろん、必要に応じて手術中も歯科用CTで随時撮影を行うため、人の勘に頼ることなく、確実な切開・止血・縫合ができます。そのため術後の傷口もとてもきれいで菌も入りにくく、回復も早いのが特徴です。
また、長年にわたる基礎と臨床研究に基づいて開発され、その予後の良さから世界中で多くの患者さまの口腔機能の再建に使用されている、ドイツ製の「カムログインプラント」を導入しています。
治療保証書つき
インプラントは保険がきかないため自由診療となりますが、当院では自由診療において、5年間無料の「治療保証書」をお付けしております。
ご不明な点があればお気軽にスタッフまでご相談ください。
インプラント治療の流れについて
1ご予約
お電話でカウンセリングのご予約をお願いします。
※ご予約がなくてもご相談いただけますが、事前の予約をいただくことでスムーズにご案内が可能となります。
ご予約はこちらから
TEL:092-411-4329
2カウンセリング
現在のお口の状態についてしっかりとお伺いします。
また、インプラント治療のメリットやデメリット今後のリスクなどについても詳しくご説明させて頂きます。
虫歯や歯周病の疑いがある場合はそちらの治療を優先させて頂きます。
3精密検査
CT、レントゲン、口腔内写真など、インプラント治療に必要な検査を行っていきます。
4診断・治療計画
検査結果をもとに治療計画を立てていきます。
インプラント治療は外科手術を2段階に分けて行っていきます。
※治療期間や治療費用などについてもご説明させて頂きます。
5インプラント埋入(一次手術)
完全個室の治療室で手術を行います。
あごの骨にインプラント体を埋入します。
6治癒期間
インプラントが顎の骨にしっかりと固定され、傷口が治癒するまで数ヶ月期間をおきます。
患者さまの体質や口腔環境にもよりますが、2ヶ月~半年ほどかかります。
7バットメンド装着(二次手術)
インプラントと骨が結合した後、アバットメントと呼ばれる連結部分を装着します。
そこからまた歯ぐきが治るまで1ヵ月ほど期間をおきます。
歯ぐきが治ったらインプラントに被せる人工歯を製作するために歯型を取ります。
8人工歯装着(インプラント完成)
インプラントの上部に人工歯を装着し、完成となります。
※装着後は定期的に経過観察とメンテナンスをおすすめしております。
メンテナンスについて
当院では、インプラントを入れた後のメンテナンスの大切さを皆さまにお伝えしております。
メンテナンスを怠ると歯にプラーク(歯垢)が溜まりやすくなり、そこから細菌が増殖します。そしてインプラントの周囲にある組織が細菌感染し「インプラント周囲炎」を引き起こします。
インプラント周囲炎とは
インプラントを入れた周囲で粘膜の炎症が起こるインプラント周囲粘膜炎から、炎症がインプラントを支える骨まで広がって、インプラント周囲炎が発症します。
インプラント周囲炎は、そのまま放っておくと歯周病と同じように、インプラントを支える骨(歯槽骨)が溶けてしまうので、埋め込んだインプラント体がぐらつき、最終的には抜け落ちてしまうことがあります。インプラントを長持ちさせるためにも、定期的なメンテナンスでしっかり予防しましょう。
インプラント周囲炎になりやすい方
- 歯周病と診断されたことがある方
- 喫煙をする
- 歯ぎしりをする癖がある
- 噛み合わせ、歯並びが悪い
- 糖尿病の方